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北海道に住む男子大学生が綴る日記

絶景!函館の夜景と穴場スポット

 1.定番を抑える!函館山で見る100万ドルの夜景

1-1.函館山の夜景とは?

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『世界三大夜景』の一つとして世界に広く知られ、『100万ドルの夜景』とも称される超有名な夜景スポット。標高334メートルから見る光景は、暖かな光を放つ市街地の左側に津軽海峡、右側に函館湾が広がり、その幻想的な夜景を見るために連日多くの観光客が訪れます。

1-2.アクセス


函館ロープウェイ

夜景を見に行くなら、方法は2つです。1つはロープウェイを利用して山頂へ登る方法。もう1つは公共交通機関・ツアーバスなどを利用して登る方法です。 一番のおすすめはロープウェイの利用。通常10分間隔で運行しており、乗車時間も3分。混雑している場合は5分間隔で運行してくれるので、長時間待つといったことはあまりないので安心。登る際の景色も楽しめます。

≪料金≫※2017年4月時点

【大人】(中学生以上)
…片道780円 往復1280円
【小人】(3歳以上~中学生未満)
…片道390円 往復640円
【幼児】( 0~2歳)
…無料

函館山ロープウェイHP

 1-3.函館山の施設

・展望台

函館山は一大観光スポットであるため、その夜景を見る為の施設も充実しています。
函館山には屋内と屋外に展望台が2つあります。5月~9月の暖かい時期は屋外、屋内共にたくさんの人で込み合います。反面、10月~4月の冬期間は屋外が割と空いているので、完全防寒をした上でなら、静かに夜景を楽しむことができます。

函館山展望台レストラン『ジェノバ

函館山レストラン『ジェノバ』

函館山からの夜景を見ながら食事がしたい!という方には函館山展望台2階にある大人気のレストラン『ジェノバ』がおすすめです。函館山の山頂にあるとあって、その世界中で名高い夜景を眼前に食事を楽しめます。ただし、窓際席の予約は、ディナーコース限定で1日に3件まで。

・スーベニアショップ

山麗駅と山頂駅には売店があり、ここでしか買えないオリジナルグッズも販売されています。

ゴンドラくん

 

ゴンドラピンバッジ

1-4.函館山のハート伝説

函館山から見える夜景に『ハート』という文字が浮かび上がるという伝説があるのをご存知でしょうか。ロマンティックな夜景の中に、そんな言葉が隠れていたら、恋人やパートナーとの気分も一層深まるもの。ハートの文字を見つければ一緒に見た人と結ばれる、願いが叶うといった素敵な言い伝えもあるようです。いかがでしょうか?夜景ハート

3.一味違うと自慢したい!函館通のための夜景スポット

3-1.裏夜景

函館の夜景といえば函館山から函館の街を見下ろす表夜景が定番ですが、街の反対側から函館山方面を一望する「裏夜景」も秘かなスポットとして話題になっています。城岱(しろたい)牧場展望台1

函館市の隣の七飯町にある城岱牧場は函館市街地から車で30分程。
牧場なので牛が放牧されていて、緑豊かなのんびりした雰囲気が北海道らしさを醸し出しています。2012年には屋内展望台も新設された裏夜景の人気No.1スポットです。展望台の開館期間や時間は函館山と違って限られていますので注意してください。

《城岱牧場展望台 開館時間》
<5月中旬~10月中旬> 9:00~17:00 ※6~9月の土曜日のみ9:00~21:00

城岱牧場展望台までは城岱スカイラインを経由して行くことができますが、例年10月下旬から5月上旬までは冬期通行止めになります。展望台の手前にはいつでも利用できる無料の駐車場が30台分あります。夏シーズン、大沼公園方面に観光へ行った帰りに立ち寄るのもいいですね。

3-2.穴場のおすすめ夜景スポット

表夜景、裏夜景だけではありません。函館の街はさまざまな角度から夜景を楽しむことができます。函館通になるために穴場スポットも紹介します。

・函館港・中央埠頭からの夜景

函館港中央埠頭からの夜景1

穴場夜景 マップ

JR函館駅から国道5号線を大沼方面に向かい中央ふ頭通へ、函館駅から10分程の穴場夜景スポット。日中は釣り人がイワシやサバをサビキ釣りで楽しむ釣り場ですが、日が暮れると函館山をバックに街がキラキラと輝きはじめロマンティックなムードが高まります。青函連絡船摩周丸もライトアップされ夜景にアクセントをあたえてくれます。駐車スペースもあります。
人気スポットと違って人も少ないのでカップルでひっそりと観賞したい方にオススメです。

大森浜からの夜景

大森浜からの夜景1

大森浜函館山から湯の川温泉方面につづく津軽海峡に面した海岸です。湯の川温泉に向かっていく途中に石川啄木像が建つ「啄木小公園」があり、この辺りがちょうど良いポイントです。カメラの設置台もあり、セルフタイマーで啄木といっしょに写真を撮ることもできます。また、夏~秋は真イカ漁の最盛期、津軽海峡に無数に灯る真イカ漁の漁火を見ることもできます。
夏の暖かい季節は夕焼けを眺めながら海岸に座れば、潮風を感じて夕暮れとともに輝く夜景をゆっくりと語り合いながら観賞できます。

 

4.夜景を存分に楽しむ方法!

4-1.ベストシーズン

おすすめシーズンNo.1  「冬 Winter! 12月~3月」
冬の夜景の最大の魅力は、この季節限定の雪明りと夜景の競演です。外灯やネオンの灯りが雪に反射して一層輝きを増し、神秘的な夜景となります。他の季節では見ることのできない、最高の夜景を見ることが出来ます。

その他の季節も四季それぞれの魅力を見せてくれます。

次におすすめの季節は、秋10月~11月

秋は晴れの日が多く空気が澄んでいますので遠くの方まで見渡せるダイナミックな夜景を楽しめます。

春・夏は冬や秋の鮮やかさには及ばないが、雲海や霧の隙間から見える幻想的な夜景を見ることもできます。また、寒いのが苦手の方は快適な気候の春・夏がおすすめです。

4-2.ベスト時間帯
日没 表
日没時刻の20~30分後

日没時刻からスタンバイして夕暮れの街に灯りが増えていく景色を楽しみながら30分。ベストタイムになると濃紺の空のもと街の灯りが最高の輝きを放ってくれます。
下記に函館の日没時刻を記載しましたので参考にしてください。

函館の日没時刻 2014年8月~2015年8月

4-3.函館夜景鑑賞ツアーバスの利用

函館山に行くなら、楽でお得な定期観光バスの利用も便利。一番多く利用されていてリーズナブルなのは、北斗交通が主催している『Mt.函館夜景ロマンコース』がオススメ。函館、湯の川エリアに宿泊であれば、主要なホテル前までバスが迎えに来てくれる上、ガイド付きで函館山の歴史や豆知識も知ることができます。湯の川ルートと函館ルートがありますが、いずれも事前予約が必要なので、気になる方は早めに予約しておきましょう

 

5.冬の夜景鑑賞で気をつけたいこと

 5-1.服装

12月~3月の最低気温はマイナス3~6℃です。
函館山の山頂には展望台がありますので、暖房の効いた暖かい部屋から観賞することもできますが、写真を撮るときに窓ガラスに反射して上手く撮影できなかったりします。心に残る素晴らしい夜景を観賞したい方は絶対に外へ出るべきなのですが、冬の寒さはとても厳しいです。
≪用意しておきたいアイテム≫
・手袋 ・マフラー ・帽子(耳まで覆えるニット帽がベスト)上着から足もとまで風を通さないような服を選んでください、とにかく身体全体が隠れるようにし肌を出さないようにして下さい。最高の夜景観賞が寒さのあまり台無しにならないよう万全の準備で楽しんで下さい。

5-2.凍結

展望台の室外は最低限の電灯はありますが暗いです。足もとに注意して観賞ください。特に冬の屋外は平らな場所でも凍結して滑りやすくなっています。雪がない黒い路面はスケートリンクのようにツルツルになっているところが多いです。冬の北海道に慣れていない方は靴の滑り止めを用意しておくと安心です。
※冬の北海道・安心アイテム:靴の滑り止め靴画像